宮部みゆきの「クロスファイア」を読んだ。
結末は意外!!!!!
でもそっか・・・納得。と言う感想。
超能力ものです。
もし宮部みゆきを読んだことがない人は・・・
「龍は眠る」からどうぞ。
超能力=スーパーマンのイメージがあった私に
龍は眠るは衝撃だった。
超能力を持つことでの苦悩。
普通の人間が、超能力者に求めるものの残酷さ。
ある人は、残留思念を読む・・・
川に落ちてしまった子供を探せと言われる・・・
彼は、川に落ちた恐怖、その子供が死に至るまでの苦しみ・絶望を
同じだけ体感する。。。
だから・・彼は残留思念を読むのを拒む。
能力があるのに、役立たず!といわれ傷つく・・・
ある人は、接触した人の感情を読む。
彼女がほしくても、知らなくてもいい感情まで知ってしまう。
風俗へ行っても、触れただけで相手の考えが読めてしまう。
平均で20年は寿命も短いと言う。。。
スーパーマンではないんだ!
このクロスファイアは火を操る能力者。
(鳩笛草に収録された短編の続編になります。)
「私は装填された銃だ」という。
自分の能力を正義のために・・・
この能力を持って生まれた理由は?
能力を暴走させないための感情のコントロール。
眠っているときですら、夢に反応して火を起こしてしまわないか?
暴走する前に、定期的に力を放出したり・・・
隠れ住むように、ひっそり、目立たないように暮らす。
そして・・・・・
初めて能力を理解する人に出会う。(違うパターンの能力者)
孤独・寂しさ・・・からの開放。
そして・・・驚愕の結末へ・・・
読む価値ありの作品だと思います・・・
クロスファイアの前に・・・
初めて読んだ能力者の苦悩。
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