2009年8月20日木曜日

時間の感覚。

時間の感覚は国によってかなり違う。
本を読むときには、翻訳者が気を使うところだろうか?
意識し始めたのは「オペラ座の怪人」のなかで、
馬車を用意する、2分待っててというセリフから・・・
イギリス人は2分=ちょっとと言う意味らしく、本当の2分ではないらしい。
すぐに来るから、ちょっと待ってと言うのが近いらしい。
なので、そこでわざわざ2分と訳されると、2分に意味があるようでちょっと混乱する。
現在。トワイライトを読んでいるんだけど・・・
時間的には、6月末(高校の卒業)から12月31日までの間の話なのだが・・・
数週間・数ヶ月が多用され、数ヶ月=4・5ヶ月と考えると日が足らない。
ここはfew monthで2・3ヶ月の意味ではないかなと考える。
日本人が考える数ヶ月(4・5ヶ月)とはずいぶん違うような気がする。
数日ぐらいでは気にならないが、数週間だと・・・ん?と言う感じで、
さらにこれが月になると・・・ええ???ということになる。
原作を読んでいないので、どんな単語を使われたのか知らないけど・・・
海外?英語圏の数ヶ月の感覚は2・3ヶ月ではないだろうか?
バンパイアが高校生の人間の女の子と結婚すると言う話なので、ややこしいのだが・・・
6月が高校の卒業。9月13日の誕生日その一ヶ月前までに結婚。
バンパイヤの子供なので、成長が早く、わずか一ヶ月で出産になるとか。
もともとがちょっとややこしいお話なのだが・・・実際一ヶ月で半年以上成長することに
なっているので・・・この辺はファンタジーと言うことで。。。
しかし半年の間の出来事と言うことになっているのに、その間に数ヶ月と言う言葉が2度も出てくる段階でつじつまが合わなくなり、混乱する。
翻訳がより詳しく、より生活的な感覚にまで近づいていたことで、海外の本もより楽しく読めるようになってきた。
昔の翻訳では読み取れなかったものも、新しい翻訳ではよりわかりやすく、
日本人の生活観に近いものに変換されていて、読みやすくなったように思う。
今後、時間の感覚なども修正されていくのだろうか?
それとも・・・今の日本人は数ヶ月=2・3ヶ月なんだろうか?
それこそ今の時間の感覚って・・・今も昔もかわってないのだろうか?

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